水虫に対する予防 白癬菌感染を防ぐ
水虫のやっかいなところは、人から感染するというところではないでしょうか?
自分が水虫の原因菌である白癬菌を持っていなかったとしても、父親などの家族の誰かが水虫ならば感染してしまう可能性大ですよね。
ですから、ほかの人の水虫がうつらないように気をつけることが予防の第一です。
つまり、白癬菌との接触をできるだけ避けるために、水虫になっている人と共通で使っているものを別々にする必要があります。
家庭でいえば、お風呂あがりに使うバスマットや、リビングのスリッパなどは特に気をつけてください。バスタオルなども同じです。水虫の人とは別のものを使うようにしましょう。水虫は子供にも感染するので、大人が十分気をつけてあげてください。
また、屋外の場合は、公共性の高い場所、病院やプール、公衆浴場などは要注意です。
多くの人が共通で利用するバスマット、病院のスリッパなどは気をつけてください。
万一、外で白癬菌が付着したとしても、家にもちこまないよう、家に帰ったらすぐに足を洗うなどして感染を防ぎましょう。
また、二次感染といって、足にできた水虫、足白癬をずっと放置したままにしておくと、爪のほうにまで菌が感染し、爪白癬になってしまいます。
こうなると、かゆみはないのですが治療するのにより時間がかかりやっかいなことになりますので、二次感染を防ぐためにも早めの治療はかかせません。
水虫に対する予防 高温・多湿を避ける
水虫は「白癬菌」というカビの一種が原因です。カビ類というのは一般に「高温・多湿」の環境を好みますから、水虫の予防には高温多湿の環境を作らないことが大切です。
水虫といえば足、というイメージが強いのも、靴下や靴を常時履いていることにより、足が一番高温多湿の状態になりやすいからなんですね。靴を履いているときの足の指間の湿度は95%以上、温度も30℃を超えるといわれています。
ですから、特に足のケアはていねいに行ってください。
外から帰ったら家ではできるだけ裸足で過ごすようにして足の乾燥をこころがけましょう。お風呂あがりで足先が湿っている場合は、扇風機やドライヤーを使ってしっかり乾燥させてください。
特に足の指と指のあいだが狭く、くっつきがちの方はできるだけ指間を広げるようにして早く乾燥させましょう。
会社でも、状況が許せば社内ではサンダル履きに変えるなどの工夫もしてみてください。
また、最近人気の5本指の靴下などもおすすめです。足の指と指のあいだが密着することがないので、足蒸れを防ぐことができます。
それから、足だけでなく部屋全体も湿気を防ぐようにします。じめじめした梅雨の時期はエアコンの除湿にするなどして部屋の湿度が高くなりすぎるのを防ぎましょう。
水虫に対する予防 治ったと思っても・・・
水虫は、白癬菌が一旦感染・寄生してしまうと完治させるにはなかなか時間のかかる疾病です。
素人判断で、少し症状がよくなったからといって途中で治療をやめてしまうと再び症状が悪化するということはよくある話です。また、きちんと病院へ通って完治させた場合でも、再び白癬菌に感染しないという保障はありません。それどころか、一度水虫になったことがある人というのは、水虫になりやすい環境下にいる人、ということですから再発の可能性は高いともいえるでしょう。
人の皮膚の角質層に住み着いた白癬菌は、皮膚が剥がれ落ちてもその中で数ヶ月も生き続けている、という場合もあるのです。ですから、治ったと思っても、引き続き部屋をきれいに掃除する、毎日足をきれいに洗う、家族で水虫の人がいたら全員早めに完治させるなどのことをずっと続けていかなければいけません。
水虫の薬も、よくなったと思ってからしばらくは塗り続けたほうがよいでしょう。完治した後も、2ヶ月ほどは塗ったほうがよいといわれています。
1週間に1度くらいのペースでも定期的に薬を塗っていれば、もし再び白癬菌が付着して感染したとしても、早く治すことができるのです。
水虫に対する予防 女性の水虫予防
水虫といえば男性、しかもサラリーマンの専売特許のように思われがちですが、女性も男性と同じように社会進出を果たしている現代、女性の水虫患者が増加の傾向にあるのは当然といえるかもしれません。
女性の場合、ストッキングを履くことで足がつねに蒸れているという状態になります。しかも、最近流行しているブーツなどの靴は非常に足が蒸れやすいです。ブーツというのは、脱いだり履いたりという行為が面倒なこともあり、一旦履いてしまうと履きっぱなしということが多いようですが、それが白癬菌の温床となってしまいます。
最近若い女性のあいだに水虫が増えている、というのもこれらが原因しているのかもしれませんね。
ブーツなどを履く場合、できれば同じものをずっと履かないで、1日履いたら次の日は別の靴にして、1日はベランダなどに出し天日でよく乾かすなどの工夫が必要です。
また、外から帰ったらまずきれいに足をきれいに洗い、家のなかではできるだけ裸足で過ごすなどして蒸れた足先を清潔にし、乾燥させてやりましょう。
白癬菌は24時間以内に洗い流してやれば感染を防げる、ともいわれています。
毎日お風呂に入って、清潔を保つことが大切です。
一度感染・寄生して症状があらわれはじめると、なかなか完治させるには時間のかかるやっかいな水虫。
普段から感染しないための工夫をするのが重要です。
水虫に対する予防 清潔にする
水虫を予防するために欠かせないこと、それはつねに「清潔」を心がけるということです。自分の体を清潔にすることはもちろん、家庭でも掃除などを毎日きちんとすることが大切です。
幸い、白癬菌は、人の体に付着してもすぐに発症するわけではありません。個人差はあるものの潜伏期間というのがありますから、付着して24時間以内に洗い流してやれば菌が角質内にまで侵入してくることはありません。
ですから、家に帰ったらまず足を洗うということが大切です。それも、ただ簡単にシャワーで流すだけではなく、石鹸をつけて特に指と指のあいだ、指の付け根などを丁寧に洗って十分に流してください。洗ったあとは、タオルでしっかり拭いて、早く乾燥させることも忘れずに。
お風呂は毎日入って、その日ついた(かもしれない)白癬菌はその日のうちに落としてしまいましょう。
それから、部屋を掃除して清潔にしておくことも大切です。家の中に水虫の人がいると、その人が歩いたカーペットの上や、その人が使ったスリッパ、バスマットなどにも白癬菌がたくさんついているわけです。
ですから、
・お風呂マットは毎日洗って乾燥させる
・カーペットや畳、床などは毎日掃除機をかけてきれいにする
・寝具類などもマメに洗濯する
・スリッパも洗えるものは洗ったり、洗えなくても天日に干す
などして、普段から清潔な暮らしをこころがけてください。